八柱霊園で見られる野鳥は36種類以上だと言われています。
しかし、日本全国で確認されている野鳥は2023年3月現在で約630種類以上と言われるため、実際には珍しい渡り鳥なども含めるとさらに増えると予想できます。
八柱霊園ではどのような野鳥が観察でき、さらに特徴や時期についてもまとめていきます。
八柱霊園で見られる野鳥36種類【特徴や時期】
野鳥一覧表 | |||
メジロ | スズメ | ヒヨドリ | モズ |
ハクセキレイ | セグロセキレイ | ウソ | アオジ |
カワラヒワ | キジバト | エナガ | ウグイス |
シメ | オナガ | ハイタカ | シジュウカラ |
ビンズイ | コゲラ | カケス | ヤマガラ |
タヒバリ | アトリ | ムクドリ | マミチャジナイ |
アカハラ | ツグミ | マヒワ | シロハラ |
?ジョウビタキ | ?オジロビタキ | ?エゾビタキ | キビタキ? |
ハシブトガラス? | ハシボソガラス? | ?キクイタダキ | カワウ? |
メジロ
メジロは西から南日本の広葉樹林に多く生息し、里山だけでなく市街地でも比較的見られる鳥です。
前身は緑褐色で覆われ、甘い蜜を好み、昔から人々に愛されています。
時期:一年中(地域による、秋から冬に見やすい)
スズメ
スズメの全長は14cm~15cmであり、他の鳥と大きさを比較する基準となる「ものさし鳥」として有名です。
昔から日本で最も身近に見られる鳥の種類ですが、子育ての環境変化などが原因で近年数を減らしつつあります。
時期:一年中(年中見られる可能性が高い)
ヒヨドリ
全身が灰色に覆われ、頭部がツンツンと髪がはねているような見た目が特徴的です。実は日本周辺に限られる鳥類ですが、比較的身近で近所の公園や庭などでも見られます。
時期:一年中(地域による、秋から冬に見やすい)
モズ
モズの特徴は、「モズのはやにえ」と呼ばれる捕まえた昆虫やトカゲなどを木の枝に指す習性があることです。イギリスでは「屠殺人の鳥」と呼ばれたりもします。
時期:一年中(地域による、秋から冬に見やすい)
ハクセキレイ
ハクセキレイは田んぼや公園など開けた場所でよく見られ、全国的に観察しやすい鳥です。チョコチョコと早歩きで動き回る姿が可愛いためファンも多い鳥です。
時期:一年中(地域による、秋から冬に見やすい)
セグロセキレイ
セグロセキレイはハクセキレイと見た目もかなり似ており、違いは体の模様だけと言われているほどです。背中が年中黒い特徴があるため、この体色で見極めが可能です。
また、夏場はハクセキレイと棲み分けもしており上手く共存もしています。
時期:一年中(地域による、秋から冬に見やすい)
ウソ
名前の由来は本当、嘘の意味ではなく、鳴き声からきています。口笛のことを昔は「オソ」と読んでおり、この鳥の鳴き声が口笛のように聞こえるため、「ウソ」と名付けられたと言われています。
時期:一年中(地域に留まる傾向にある、秋から冬に見やすい)
アオジ
アオジはスズメより少し大きめの鳥であり、胸から腹にかけて黄色くまだら模様になっていることが特徴です。
時期:一年中(地域に留まる傾向にある、秋から冬に見やすい)
カワラヒワ
カワラヒワは全身黄色や茶色味がかった褐色ですが、翼は黄色が強いため飛ぶと凄く綺麗だと好評です。
時期:一年中(地域に留まる傾向にある、秋から冬に見やすい)
キジバト
別名ヤマバトとも呼ばれる、公園などでも比較的身近な鳥です。
全国に生息はしていますが、北海道では夏鳥であることは意外と知られていません。
時期:一年中(地域に留まる傾向にある、年中見られる可能性が高い)
エナガ
体長はスズメよりも小さく、体重は10gにも満たないほど小型です。
綿をつめたような可愛らしい見た目をしており、ファンも多い鳥類の1つです。
時期:一年中(地域に留まる傾向にある、秋から冬に見やすい)
ウグイス
ウグイスはホーホケキョの鳴き声でも有名ですよね。実は日本三鳴鳥の1つであり、山梨県と福岡県では県鳥に任命されているほどです。
意外と鳴き声に反し、見た目に特徴が少ないことでも知られています。
時期:一年中(地域に留まる傾向にある、春先から暖かい時期にかけて見やすい)
シメ
シメは茶色系をベースに目の回りは黒く、首回りは白色とオシャレな外見をしています。くちばしは短かめで太く、堅い木の実を割って食べたりもします。
時期:一年中(地域に留まる傾向にある、秋から冬に見やすい)
オナガ
オナガは名前の通り尾が長い鳥です。黒い帽子をかぶっているような姿をしており、カラーも白色、灰色、水色とオシャレな外見をしている人気の鳥です。
時期:一年中(地域に留まる傾向にある、秋から冬に見やすい)
ハイタカ
ハイタカはタカ目タカ科ハイタカ属に分類される猛禽類ですが、千葉県の神崎川周辺でも冬鳥として生息しています。
頻繁に八柱霊園で見られるとは限りませんが、冬に観察すると出会える可能性も高いと言われています。
時期:一年中(冬に見やすい)
シジュウカラ
シジュウカラは日本でも認知度が高い鳥です。
八柱霊園でも比較的秋から春にかけて見ることができ、黒いネクタイをしたような外見が特徴的です。
時期:一年中(地域に留まる傾向にある、秋から冬に見やすい)
ビンズイ
ビンズイは全身緑褐色をベースとしたセキレイ科の鳥です。足を交互に出して歩くため、「歩く鳥」としても知られています。
時期:一年中(地域に留まる傾向にある、秋から冬に見やすい)
コゲラ
コゲラは日本で最も小さなキツツキです。
背中は白と黒の模様があり、飛ぶ際には模様も綺麗に見えるため判別もしやすいです。
時期:一年中(地域に留まる傾向にある、繁殖期の夏頃に巣作りを見られる可能性あり)
カケス
カケスは首から背中にかけて茶褐色がはいり、翼の付け根には水色の模様、尾は黒色とカラーがオシャレな鳥です。
鳴き真似が得意な鳥としても有名です。
時期:一年中(地域に留まる傾向にある、秋から春にかけて観察例が多い)
ヤマガラ
ヤマガラは日本、朝鮮半島、台湾にしかいない留鳥です。
模様も背中と腹部に茶褐色があり、翼はブルーグレーと見分けやすい外見をしています。
時期:一年中(地域に留まる傾向にある、秋から冬にかけて見やすい)
タヒバリ
タヒバリは頭から尾にかけて茶褐色なカラーを帯びており、腹部は白色ベースで茶色の斑点が入っています。
時期:一年中(地域に留まる傾向にある、秋から冬にかけて見やすい)
アトリ
アトリは西日本に多い野鳥ですが、八柱霊園でも観察されています。
黒とオレンジのコントラストが美しいことでも知られている人気の野鳥です。
時期:一年中(地域に留まる傾向にある、秋から冬にかけて見やすい)
マミチャジナイ
マミチャジナイはアカハラと良く似ているため間違われやすいですが、腹部の色はアカハラよりも淡く薄い特徴となります。
八柱霊園でもアカハラは観察できますが、見極めは難しいと言われています。
時期:9月前後に見られやすい
アカハラ
先ほどマミチャジナイと特徴が似ていることでも触れましたアカハラも八柱霊園で観察できる野鳥です。
マミチャジナイに比べて腹部の色が濃いことで見分けることもできます。
時期:一年中(地域に留まる傾向にある、秋から冬にかけて見やすい)
ムクドリ
ムクドリは全体的に黒褐色であり、くちばしと脚は黄色と見分けやすい特徴です。
大きな群れを作り、ギャーギャーとうるさく鳴くことでも知られています。
時期:一年中(地域に留まる傾向にある、秋から冬に群れやすい)
ツグミ
ツグミは白色の眉に灰色ベースの体色、羽が茶色と特徴的です。
八柱霊園も含め日本では一年中観察されていますが、産卵はシベリア東部など海外でするため、繁殖行動を観察することは難しいと言われています。
時期:一年中(地域に留まる傾向にある、秋から冬にかけて見やすい)、日本で繁殖はしない
マヒワ
マヒワは全体が黄色く、頭部から尾にかけて黒色が混じります。
野鳥観察の際にも比較的判別しやすいことで知られています。
時期:一年中(地域に留まる傾向にある、秋から冬にかけて見やすい)
シロハラ
シロハラは名前の通り、腹部が白い体色をしています。
渡来直後は群れていますが、徐々に単独行動に変わるため、八柱霊園で観察する際には木の上よりもミミズなどを狙うシロハラを観察すると良いです。
時期:秋から梅雨にかけて見やすい
ジョウビタキ
ジョウビタキは青い帽子に綺麗なオレンジ色のお腹をしているため、比較的見分けやすい野鳥です。
春夏は韓国で過ごし、秋冬に日本へ渡る冬鳥として知られています。
時期:秋から冬にかけて見やすい
オジロビタキ
オジロビタキは、数が少ないと言われているため、八柱霊園でもあまり観察はできない可能性があります。
地上で昆虫などを補食することが多いため、探す際は地面を観察すると良いです。
時期:一年中(地域に留まる傾向にある、秋から冬にかけて見やすい)
エゾビタキ
エゾビタキは日本で繁殖はしないと言われているため、産卵行動を見ることは難しいとされています。
春と秋に渡来してきますが、秋の方が通過数が多いため、八柱霊園でも観察するなら秋に絞ると良いです。
時期:春または秋(秋に観察しやすい)
キビタキ
キビタキは、4月上旬頃から月上旬に東南アジアなどから日本に渡ってくる夏鳥です。
ただ、秋頃(10月上旬~下旬)にも渡来してくるため、この時期に合わせ八柱霊園で観察すると見られる可能性が高まります。
時期:秋から冬にかけて見やすい
ハシブトガラス
ハシブトガラスはハシボソガラスより少し体が大きく、さらにくちばしも太めです。
並べて比較をしなければ判別は難しい気もしますが、おでこも角張っているため慣れると見極めも簡単です。
時期:一年中
ハシボソガラス
ハシボソガラスはハシブトガラスよりも滑らかなボディーラインです。
おでこも滑らかな平らになっており、くちばしも細いことが特徴です。
ハシブトガラス含め八柱霊園でなくても観察しやすい野鳥です。
時期:一年中
キクイタダキ
キクイダタキは全長10cmと日本で観察できる野鳥の中で最小です。
体重も5gほどしかないため、動きがなければ見つけることもなかなか難しいと言えます。
また、ヒガラなどと群れることもあります。
時期:一年中(地域に留まる傾向にある、秋から冬にかけて見やすい)
カワウ
カワウは水辺で潜水をし、魚類を食べて暮らしています。
そのため、八柱霊園に生息している訳ではなく、季節移動などを理由に八柱霊園の上空を飛んでいる光景が目撃されています。
時期:一年中(地域による)
八柱霊園の管理事務所に野鳥の資料あり
八柱霊園の管理事務所には、野鳥に関するファイルが置かれています。
実際に野鳥観察された際に撮影した写真がまとめられていますので、八柱霊園に寄った際には1度ご覧になってみてはいかがでしょうか?
八柱霊園では、今回ご紹介した野鳥以外にも珍しい野鳥を観察できる可能性は十分にありますので、季節問わず訪れてみると面白いですよ。
※八柱霊園での建墓や墓じまいのご相談は、良心石材へお気軽にお問い合わせください。
お電話は0120-862-920へおかけください。